今朝、借りていた本を返却に千葉市稲毛図書館を訪れました。
こどもしつでは、本日おはなし会が催されていたようです。
千葉市稲毛図書館はAB.Labから歩いて15分くらいのきれいに整備されている図書館ですので、子どもたちと一緒の活動に利用しようと思っています(^^♪
さて、本について思うこと
かなり日焼けした本でも著者が考える問題点をどのように思考し結論を導いたのか、時代が変われど今を生きてる私たちにも理解できます。
250年前の人でもこの問題で悩んでいたのか、このような思想だったのか。本を読むことは、かつての偉人達の教えを垣間見ることができるタイムマシンに乗っているようです。
本を読むことが好きじゃない子どももいるかもしれません。最近私はそのような子どもたちに「インストール」って言葉を知ってるか尋ねます。
「えっ、インストールも知らないの~?」て言いながら、ゲームなどに一部新しいソフトをインストールすると、今までできなかった必殺技ができるようになったりするんだよ!
などと嬉しそうに私に話してくれます。
そっか!バージョンアップするって事だ!
今より優れるってことだ!というと、
「そうだよ!」って呆れた顔でうなずかれたりします。
じゃ、自分自身をバージョンアップするのはどうすればよいだろう?って聞くと、「え~っ、なにそれ?」とほとんど話題をはぐらかします。
本を読めば、その人の考え方を学んでバージョンアップできるよね?というと、「絶対嫌だ!」「本読むの嫌い!」「面倒くさい!」などの返事が返ってきます。
しかし、この話の流れから、
じゃ、この一冊の本を●●君の頭の中にインストールできれば頭の中がバージョンアップするじゃん!っていうと、「マジで!」「確かに!」「そうかも!」など意外な返答が返ってくることもあります。
もし、図書館のすべての本を●●君の頭にインストールできたらヤバいね?というと、目を丸くして、「ヤバイ、たぶんね、博士になれる!」っと言ってました
その場で本を開かずとも、この「インストール」という言葉ひとつで、子どもたちが少しでも本に興味を持ったり、本を開き読むきっかけになってくれれば良いなと思います。